アップウエア上下でも走れなくはないのですが、10km以上長い距離を走る時は「ロングTシャツ+ロングタイツ」もしくは「Tシャツ+アームカバー+ロングタイツ」にウインドブレカーを足して走ります。
ロングタイツに関しては適度に着圧があれば良かったのでユニクロの「エアリズムUVカットパフォーマンスサポートタイツ」を愛用していました。
しかし、
「年季が入ってきて薄くなってきた」
「ロング走をする時はもう少し筋疲労を減らしたい」
と思うようになってきて、コストパフォーマンスがよく、程よい着圧もあるロングタイツを探していました。
そこで見つけたのが「Profits Sports-tech Tights(プロテック スポーツテックタイツ)」です。
Youtubeでも多くの方が紹介していて見つけました。
実際に着用して20km走ってみましたが、終わった後いつもよりダメージが少なかったように思います。
いい製品と思いますので紹介したいと思います。
製品のスペックについて
製品のパッケージに書かれているスペックをご紹介します。
(Amazon販売ページも参考にしています。)
●段階圧力設計:脚のポンプ機能をサポート。
足首(21hPa)が最も圧力が高く、太もも(11hPa)にかけて圧力が低くなる段階圧力設計。
機能性を伴ったスポーツウェア
●抗菌防臭
●吸汗速乾性
●UVカット
4つの設計
●骨盤テーピング設計:骨盤の安定
360°から骨盤を引き締め、パフォーマンスの土台となる腰まわりを支える。
●太ももテーピング設計:脚運びの安定
スムーズな脚運びを実現し、パフォーマンスの安定をサポート。
●コンプレッション機能:エネルギー浪費の削減をサポート
下半身全体を圧迫し、筋肉のブレを抑制。疲労軽減をサポート。
スペックだけ見れば、有名ブランドから発売されているロングタイツと差はほとんどありません。
逆に低価格すぎて「本当に大丈夫か」と思ったのは事実です。
でも実際に購入し着用して走ったところ、見事に「いい意味で」裏切られました。
それくらい良い製品です。
では実際に着用して走った時の感想をご紹介します。
ちなみに僕は180cm76kgでウエスト83cm。
Lサイズをチョイスしました。
着用したらこんな感じになります。
実際に着用して走った感想
「Profits Sports-tech Tights」の生地は有名ブランドのものと差はありません。
厚手のしっかりした生地でした。
ただ、これだけ厚みがあると夏場に着用して走るのは厳しいかもしれません。
「吸汗速乾」「UVカット」と記載がありますが、熱が体にこもってしまう可能性が高いでしょう。
この「Profits Sports-tech Tights」は秋〜冬に使用するものだと思います。
ただ、しっかりした生地なのでサポート力はあります。
特に腰回りのサポート力は良かったです。
骨盤の前傾がしっかり最後まで維持できました。
そして走った感想です。
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この日は「20km快調走」
自分の感覚で「早くもなく遅くもなく気持ち良く最後まで走れるペース」で20km走ります。
「ちょっと早いペースのジョグ」と思ってください。
最初の2kmはアップ代わりに1kmを6分前後で走り、そこから先は徐々にビルドアップしていき、最終的には4’30/kmペースまで上げて20kmを走り終えました。
走り始めは膝から下に着圧を感じることはありませんでした。
感じたのは「太ももが軽めに締め付けられている」くらいです。
その感覚は5kmくらいまで続きました。
「Profits Sports-tech Tights」の着圧を感じ始めたのは5kmを過ぎてから。
5kmを過ぎてから4’40/kmペースで15kmまでいくのですが、「ふくらはぎ」にも着圧を感じるようになりました。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、足に巡ってきた血液を心臓に返すポンプの役割があります。
ふくらはぎにポンプの機能がなくなると、筋肉は疲労し、一気に苦しく苦しくなるのですが、「Profits Sports-tech Tights」がふくらはぎへ適度に着圧をかけてくれます。
そのおかげでふくらはぎが硬直していく感覚はなく、さらに足全体が疲労していく感覚は普段に比べてありませんでした。
また骨盤の前傾もサポートしてくれているので、「足を前に出せば勝手に前に進む」という感覚もありました。
ミッドソールに反発性の高い素材を使っているシューズであれば、もっと楽に進むことができるでしょう。
最後に
ロングタイツの主な役割は3つです。
1. 疲労回復・疲労軽減機能
2. 関節のサポート機能
3. 皮膚の保護機能
ランニングにおいては「疲労回復・疲労軽減機能」「関節のサポート機能」の2つが重要になってきます。
この2つの機能を最大限に活かすためにはサイズはピッタリサイズを選ぶ必要があります。
また、ぴったりのサイズがなければ、着た感じで「ゆるい」よりは「キツイ」の方がいいと思います。
迷ったら小さいサイズを選ぶといいでしょう。