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「部分ほぐし」ではなく「全身ほぐし」が有効な理由

 

ランナーの方はマッサージを受けることは多いと思います。
僕も例外ではありません。
自分でケアもしますが、ストレッチやセルフマッサージでは対応できない疲れもあります。

そのため自分では取りきれない疲れを取るためにマッサージに頼ることになリマス。
その場合はできる限り広範囲のマッサージをしてもらい疲労を取っていくようにしています。

しかし多くの方は「疲れが残っている足だけ」もしくは「痛みがあるところだけ」をマッサージして終了としていませんか?

今回はマッサージで部分的にほぐすよりも全身をほぐしてもらったほうがいい理由についてお伝えしたいと思います。

全身をほぐした方がいい理由

マッサージを全身やってもらった方がいい理由は「全身の筋肉はつながっている」からです。

筋肉が疲労し、ハリを感じる部分があるのは、それ以外の部分が影響しています。
そのため、足が疲れていても、足だけマッサージするだけではすぐに元の状態に戻ってしまうのです。

例えば、ふくらはぎに強いハリを感じる時があるとしましょう。
確かに走り込みが原因かもしれません。
でも、上半身の硬さによりランニングフォームが「腰が落ちている状態」になり、上半身と下半身の連動がなくなったことで、足の筋力だけで走るフォームになっていることがふくらはぎのハリにつながっている可能性もあるわけです。

「腰が落ちている」のがふくらはぎのハリの原因なら、動かない上半身も柔軟性を取り戻さければ、根本的に疲労が取れていないことになります。

そのためマッサージを受けて疲労を抜くならできる限り広範囲を、可能であれば全身をやってもらった方がいいのです。

もし全身をほぐすことができないなら

全身ほぐしてもらう方がいいとはいえ、でできない場合もあります。

僕の場合、時間がなかったりする時は上半身をメインにやってもらうことが多いです。
理由は簡単。
長距離を走る上で重要な肩甲骨がある背中をケアするのは一人では難しいからです

太ももから下は自分でも手が届きます。
状態を見ながらストレッチをすることもできます。

しかし背中はそうはいきません。
自分の手でマッサージすることは不可能です。
ストレッチポールなどの器具を使ったり、背中のストレッチもあります。
しかし状態に合わせてほぐしていくことに関しては「手技」には敵わないと思います。

そのため上半身をメインにやってもらうことが多いのです。

先にも述べましたが長距離は肩甲骨を動かして走るということがあげられます。
もちろん足に疲労は溜まりますが、肩甲骨周りも足の回転分だけ動かしているので同じように疲労が溜まります。

背中の筋肉は足に比べ小さいので、足より疲労が残ることが多いのです。
肩甲骨周りの疲労が取れていれば、足の疲労が残っていても意外と走れるということがよくあります。

最後に

マッサージでカラダをケアすることは大事です。
しかし、マッサージに頼らず日々ストレッチなどでセルフケアをすることはもっと大事です。

日頃からカラダ状態に向き合うことでカラダが故障する原因を少なくすることができます。
その上で、自分で取りきれない疲れをマッサージでとってもらうというイメージでいるといいでしょう。

ストレッチの効果を出すには器具を使うのも有効です。
筋肉を伸ばすだけよりも効果はあります。

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note(ノート)

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