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忙しくても朝にカラダを動かすとカラダをココロにいい!「朝ラン」は「走る坐禅」です。

朝に運動をすると、一日中やる気が出ると言われています。
それは朝日を浴びるとまず最初にカラダの体内時計がリセットされ、同時に脳内からセロトニンという物質が分泌させるためです。

このセロトニンという物質は簡単にいってしまえば、「やる気成分」みたいなものです。
そして生成される時間帯があるらしく、朝9時までには外の光を浴びるとより分泌されます。

そのため心身ともにリセットするには「朝ラン」がオススメです。
特に静けさの中では走ることに集中できます。
それが「朝ランは坐禅である」といった理由です。

今回は朝ランが坐禅のように心身を鍛えるために効果的であることについて書いていきます。

 

「走る座禅」という言葉

トレイルランナーの鏑木毅さんという方がいらっしゃいます。
その鏑木選手がレースの回顧録「走る座禅」という言葉を使っていました。

ブログの中ではこう言っています。

「この状況を敢えて楽しむんだ」、こう思うと不思議と体が楽になるのは
今までに何ども感じていること
景色が見えないために、延々同じところを走っているような苦しい展開
競う相手もなく、ひたすらに様々なことにたいして自問自答。
「走る坐禅」。まさにそんな感じでした。

辛さに向き合うと、突然カラダの動きが「自動化」になるということなんでしょう。
鏑木さんは「カラダが楽になる」と書いていますが、頭の中がシンプルな思考になってカラダが勝手に動き出すといえます。
「一つのことに集中している状態」と言えるでしょう。

この走ることだけに集中できる状態は、「ランニングハイ」という状態にも似ています。
集中して走った時に入る「無の世界」は全てをリセットできる貴重な時間です。
本当に座禅しているような頭の中になります。

 

朝にランニンングをするメリット

簡単に走ることに集中する状態にするには、人が少ない「朝」にランニングをすることがオススメです。
人の目があると、走っている時にどうしてもそちらへ気が入ってしまいます。

さらに朝日を浴びると最初にカラダの体内時計がリセットされます。
そうするとカラダが「朝だから活動を始めなきゃ!」となるのは当然です。

同時に脳内から人間のやる気成分であるセロトニンが分泌されます。
そして、このセロトニンは生成される時間帯があるらしく、朝9時までには最低でも外の景色は見るとさらに効果的です。

また人間は寝ている間に体温が下がります。
体温が低いと内臓の動きも悪いままで、免疫力も下がります。
それで運動をしてカラダを目覚めさせると同時に体温を上げカラダ機能活発化をはかるのです。

 

朝にランニングをすることで一つのことに集中しやすい環境を作り、心を整える「坐禅のような状態」に持っていく。
さらに体内時計をリセットし、脳内からやる気成分であるセロトニンの分泌を促し、カラダの動きの活性化をはかる。

これで心身ともに整えることができます。

これが朝ランのメリットです。

 

最後に

精神疾患を患ってしまった方に運動療法をすすめている医師の方もいらっしゃいます。

精神疾患の原因は「仕事上の人間関係」が多いと聞きます。
「他人」のことばかり考えすぎていて自分のことを考えていない状態が精神疾患を招きます。

そのような状態になった場合、まず休養する時間を増やします。
そして朝にカラダを動かす習慣をつけさせることでココロとカラダを正常に戻していくのです。

 

医療の世界でも朝にカラダを動かすことを推奨しているのです。
朝にランニングができれば、ランナーにとってもその練習の効果は期待できます。

やる気が起きない時、朝型に生活のリズムをシフトしましょう。

 

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