Running Collegeは「ランニングのウィキペディア」を目指しています!

進化するためにデータを残そう!練習日誌があなたを強くする!

 

データというものは蓄積すればするほど、真実が見えてきます。
ビジネスでも「ビックデータ」というものが利用されている時代です。
個人のデータも貯めておけば自分の成長に役立ちます。

写真はカラダのデータと走った距離の記録。
そして別のページに日々の行動と走った時は練習内容とカラダの状態を書いています。

僕の日課の中に「行動記録記入」と「練習日誌記入」があります。
「日記」だとなんかハードル高いので、日々やったことを記録だけのスタイルで手帳に書き込んでます。

ちなみに使っているのは「ほぼ日手帳」です。

「練習日誌」という形で残しておくと反省会も兼ねられるのでオススメです。
さらにSNSを使って日々の走った様子をアップしています。
SNSは振り返るのも便利です。

練習日誌は自分の大事なデータバンクになります。
今回は「練習日誌をつけること」について書いてみます。

練習日誌をつけるようになった理由

僕は高校時代、硬式野球をしていました。
入部から引退するまで、練習がある日は毎日「練習日誌」をつけ、翌日監督に提出していたんです。

どんなことを考えながら練習していたかを日々書いていました。
もちろん練習を休む時もその理由と対処法を書き、監督と下校する前に話をすることが多かったです。

高校を卒業し、大学、社会人とこのような練習日誌をつけることは無くなりました。
しかし、36歳でマラソンの記録を狙うようになってから、再び練習日誌をつけるようになっています。

野球をやっていた時はキャッチャーをやっていて、相手チームのデータを頭にいれるという作業をしていたので、「データ重視」人間になっていたのだと思います。

社会人になり、会社で働いている時に、

「数字は良くも悪くも裏切らない」

ということを叩き込まれていたのも理由の一つでしょう。

そしてデータから現実を見つめるという作業を日々繰り返しています。

練習日誌で見えてくるもの

結論から言ってしまうと「自分」です。
第三者の目で「自分」を見つめる感じになります。

狙いは、試合(レース)結果と練習内容を振り返り、その練習が効果があったのか、体調やカラダの数値はどうだったのか、ということを分析することです。

これをすることによって自分のカラダがベストの状態に持っていくにはそうすればいいのかということが見えてきます。

僕の例をあげてみます。

僕が初めてサブスリーをやった時、レース前3ヶ月でビルドアップ走を中心に900km前後走り、1km4分15秒ペースで30km走を余裕をもってできていました。
そして前日朝、「体重73kg体脂肪率15%」でした。

その後、2回フルマラソンを走っていますが、ケガや仕事の関係もあり同じ量の練習をこなせず、しかも体重&体脂肪共にオーバーでレースに出ているんです。
共に記録は3時間一桁台。
「詰めが甘い」というレースをしています。

こんな風にレースに向かってのカラダの作り方が自分でわかるようになってきます。
こうやって練習日誌につけたデータを見返すことによって強くなっていくのです。

練習日誌に何を書けばいいのか

最重要なのは「どんな練習をやったのか?」ということです
練習内容をできるだけ詳しく書いておくといいと思います。

タイムなどもしっかり記録しておきましょう。

もちろん、休んだ時は「休み」として記録しておきます。

練習内容の他に以下のことも書いておくと、なおいいと思います。

スポンサーリンク

健康状態

「快調!」「疲れたー」「まずまず」「風邪ひいた」「寝不足」など一言でもいいので練習内容と一緒に記録します。
ついでに練習にする時のモチベーションの状態も書いておくことが必要です。

カラダの数値

僕は「体重」「体脂肪率」「筋肉量」を毎日つけています。
これでカラダの変化を読み取っていきます。

(例)
前日の晩飯がカレーの時は全ての数値がアップしていたがそれが無くなった。
→筋肉量が増えていたので代謝がよくなった可能性がある。食事量も気をつけているからかもしれない。

これは気をつけて欲しいのですが、カラダの数値を記録する時に重要なのは「計測する時間帯はいつも同じにする」ということ。
食事や運動にかなり左右されるのでいつも同じにすることが大事です。
おすすめのタイミングは起床時です。
睡眠時間は絶食状態なので、一番正確なカラダの状態がわかると思います。

カラダの数値を計測するなら「体組成計」は必須です。
僕はこれを使っています。

食べたもの(食事)

栄養が偏っているとパフォーマンスは確実に落ちます。
特に糖質が多い食事になっているとその傾向はあると思います。

先にあげた例のように「〇〇を食べたらカラダの数値がこうなる」ということを把握しておきたい方はぜひ記録しましょう。
僕も毎日食事と間食した時の内容を記録しています。

ただ、細かく記録しすぎると続かないので、「メニュー」だけ記録するのがオススメです。

ちなみに、ダイエットにもこれは有効な方法と言われています。
「レコーディングダイエット」ってやつですね。
栄養補助食品を使ってダイエットを指導したことがありますが、これができない方は失敗することが多いです。

最後に

時代はビックデータを活用する時代になっており、それは個人にもいえることです。

感覚を信じることも大事ですが、時代はデータを使って物事を客観的にみることを求めています。
最初はデータが少なく、分析のしようが無いはずです。
しかしコツコツとためておけば、そのデータは「お宝」になります。

伸び悩んでいる方はぜひ「練習日誌」をつけてみてください。

そして練習のモチベーションを維持するのにも役立ちます。
僕はSNSの「いいね」が練習のモチベーション維持になったりしています

自分に合う方法で練習日誌をつけてみてください。

スポンサーリンク

 

関連

note(ノート)

データというものは蓄積すればするほど、真実が見えてきます。 ビジネスでも「ビックデータ」というものが利用されている時代で…

note(ノート)

今回はいきなり写真から。 写真はカラダのデータと走った距離の記録。 そして別のページに日々の行動と走った時は練習内…

 

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!