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東京レガシーハーフ2022

2022年10月16日。
「東京レガシーハーフ2022」を走ってきました。
東京オリンピックに合わせて作られた「新国立競技場」をスタート&ゴールとするハーフマラソン(21.0975km)です。

コースはこのようになっています。
東京レガシーハーフ2022公式ホームページより

 

スタート3kmとラスト3kmのアップダウンが意外とボディーブローのように効いた感じです。
しかし「東京のど真ん中で行われたレース」のためか応援してくれる方も多く、その声援でなんとか粘って走り切れました。

速報結果はこちら。

このタイム「1時間23分18秒」は過去3番目の記録。
私のベストタイムは「1時間21分27秒」までもう少しでした。

それでは今回のレースをもう少し詳しくみてみたいと思います。

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レースの振り返り

新国立競技場をスタート&ゴールにする初のハーフマラソンであるこの大会。
コースは都内の大動脈である道路を封鎖して実施するためか、朝8:05に第一ウェーブがスタート。
第二ウェーブも8:25にはスタートし11:00には全員ゴールするというスケジュール。
このようなレースケジュールなので、受付も前々日、前日受付のみ。

他のレースでもこのようなスケジュールで開催されるレースはほぼないのではないでしょうか。

いろいろと「初体験」が多かったですね。

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受付(東京レガシーハーフEXPO)

東京レガシーハーフEXPO(以下、EXPO)に行ったのは前々日の10/14(金)の14:00〜15:00の時間帯。
実は今回ランナー受付をする時間帯も「予約」が必要だったんです。

感染症予防のためでもあると思いますが、国立競技場内のスタンド内のスペースで受付だったためでしょう。
一気に大人数がくるとさばききれません。
そのためレースエントリーの時のようにエントリーサイトからEXPOの来場予約をしました。

14:00ちょうどくらいに会場入口に着きましたが、場内では受付が混んでいて入場規制のため15分ほど待ちました。
これも初開催のためでしょう。

受付の流れはこのような感じでした。

時間がかかっていたのは最初の2つ、「事前予約の確認」と「本人確認」です。
特に「本人確認」はアプリと電子チケットの両方を使うので余計時間がかかっていた感じです。

そのほかはスムーズ。
PCR検査はWEB問診終了後に表示されるQRコードをスクリーンショットしていたので、他の方より早く済ませることができました。

企業出店ブース等もありましたが、大混雑していたので今回はスルー。
競技場内の雰囲気だけ確認して受付は終了しています。

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レース当日(スタートまで)

レースのスタート時間が8:05ということもあって、国立競技場の開場時刻が6:30でした。
しかも整列開始が7:00、整列完了が7:40とかなり早め。

私は6:15分に国立競技場の入場口であるゲート前にきましたが、すでに長蛇の列。
多分200人は並んでいたと思います。
この人数が一斉に競技場内に入るとアップする場所がないと思い、並ぶ前に神宮外苑側の歩道と広場を使いアップ。
また着替えも上着だけ脱げばOKの状態にしてから入場の列に並びます。

その後、荷物検査とEXPO入場時と同じ登録確認をして入場しました。

予想通り、荷物預けとトイレは大混雑。
早々に荷物を預けてスタート待機場所へ行きました。

実際は荷物預け前にスタンドで着替えができたので、トイレに行く必要がなければ慌てる必要はなかったかも。
また水分補給もスタート地点に向かうまでにブースがあったので自分で用意する必要はなかったです。

ただトイレは気をつけたほうが絶対いいです。
仮設トイレはなく、人数に対してトイレの数が少なかったと思います。
また、スタンドから出てしまうとトイレは数個しかありません。

トラックに出てからですが、トイレと荷物預けに時間がかかっているためか、7:15の時点では幅跳びピットの横のスペースで流しができるくらいのスペースはありました。
スタートまで時間があるので再度アップしましたが、早めにトラックに降りることができれば会場の外でアップしなくても大丈夫だったかもしれません。

そして7:25にはスタートブロックに入りましたが、かなり前方に陣取ることができました。

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スタートからゴールまで

上の写真の位置からスタートしました。
スタートロスは16秒です。

ゴール目標は「80分±2分」、1kmあたり3分50秒で刻んでいくのが目標。
ただ予想通りスタートが狭いため、最初の1kmは絶対に無理のできない状態でした。

そのため最初の1kmは4分15秒かかっています。

その後5kmまでは下り基調のため、慌てるとペースを上げすぎてしまします。

1〜2kmが3分38秒になってしまった以外は、落ち着いて「ペースを落としながら走る」イメージで走行。
4kmくらいからランナーがかなりバラけたこともあり、その後は「1km3分50秒±5秒」で15kmまで行くことができました。
10km通過も「38分53秒」とサブスリーランナーとしてはまずまずのタイムで通過しています。

一旦話はそれますが、朝早いレースの割には、応援は意外と多かったです。
日本橋や皇居周辺の折り返しがあるところや、神保町は応援のおかげで乗り切れたと言っても過言ではありません。
お店の開店前にレースがあるからか、店員らしき姿をした方の応援も多かったような気がします。

苦しくなったのは15kmすぎから。
心肺は大丈夫だったのですが、右足裏の母子球周辺が痺れのような痛みのような変な感覚に。
北海道マラソンの時にもあったのですが、「アシックス メタスピードプラス」を履いてからこのような症状が出てきます。
ただこのシューズは僕にとてもあっていて、スピードに乗れればペースが極端に落ちることがないシューズです。

ペースは1km4分前後まで落ちてしまったものの、東京オリンピック代表を決めるMGCの時に勝負どころとなった上り坂でも踏ん張ることができました。
最後のアップダウンもなんとか乗り切り、痺れでトラックでラストスパートはできませんでしたが、1時間23分18秒と自分で決めていた最低限の目標はクリアすることはできました。

スピード練習をほとんどしていなかったので、スピードに不安があったのですが、シューズの力もありうまくまとめられた感じです。

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最後に

まず、「右足裏の母子球周辺が痺れのような痛みのような変な感覚」に関しては、レース後に判明。

原因はソックス。
昔から愛用していていいソックスなのですが、足裏の滑り止め効果が高く「蹴り」が強いとソックスで足裏が擦れてしまうことがあるそうです。

「シューズの性能を生かしきれているが故にそうなってしまう」

と帰りに立ち寄ったショップの店員の方が教えてくれました。
対策は足裏にワセリンなどを塗って肌を保護してからソックスを履くといいみたいです。
またメタスピードスカイプラスを履くときだけソックスを変えるのも一つの手段とのことで、オススメ品を次のレースで試してみることに。
これで足裏の異変を抑えることができればハーフはもちろんフルでも自己ベスト更新が現実味を帯びてくると思います。

あとは「レース当日の朝はどうするか」ということは考えておいたほうがいいと思います。
私は地元を始発で出発し、開場時間前についてアップをしましたが、開場時間ギリギリに到着だと「しっかりアップしたい方」はかなり慌ただしくなるはずです。
トイレの問題もありますしね。

そのため、自宅出発で開場到着が6:30より遅くなる場合は、前泊を考えたほうがいいかもしてません。
ホテルでトイレやアップを済ませてから整列開始時間に国立競技場に到着し、そのまま荷物を預けてスタートへの方が落ち着けると思います。

 

東京レガシーハーフは参加料が2万円越えと金銭的にはハードルが高い大会ですが、それだけの価値がある大会です。
一度は走ってみることをオススメします。

 

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