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レースの結果を左右する「疲労抜き」について

「レース前どれだけ我慢できるか」

これが、レース結果を左右するものだと思っています。

レース前、今までのトレーニングで蓄積された「疲労」をいかにたくさん取り除くことができるかが勝負の分かれ道なのです。

走りすぎてしまうと疲労は取れません。
結果を出したい時ほど直前まで頑張ってしまうのも事実です。
しかし、直前まで頑張った時ほど「こんなはずじゃなかった」となるのもまた現実です。

今回は僕が初めてサブスリーをした時のことを例に挙げて、「疲労抜き」に関して考えてみたいと思います。

 

初めてサブスリーを達成した時のスケジュール

僕が初めてサブスリーをしたのは2019年3月24日(日)に開催された「佐倉朝日健康マラソン」です。

この時は「走り込みの量」「体重管理」そして「疲労抜き」が今までで一番うまくいきました。

2018年11月から振り返ってみます。

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2018年11月

2018年11月25日のつくばマラソンに向け毎日5~10kmのジョグをしていました。
前日も5kmジョグをしています。
体重、体脂肪率はベストコンディションでした。
しかしレース当日、走り出しこそよかったものの、前半での給水2回失敗と30km地点での腹痛が影響し3時間14分と惨敗しています。
疲労もひどかったことから、その後一週間は10kmほどしか走っていません。

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2018年12月

2018年12月2日。
つくばマラソンから一週間後に地元で開催された5kmのロードレースに出場しました。
一週間、まともに走っていないので不安でしたが当時の自身5kmコースベスト17分57秒を出しています。

ここで、

「迷ったら無理しない」
「本命レース前は走りたくても走らない」

ということを感じています。

2018年12月はつくばマラソンの疲れを感じなくなった12月8日から走り始め、月間累計走行距離264kmでした。

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2019年1月

年が明けて2019年1月は休養日は1月22日の1日のみでしたが、スピード練習等はしておらず全てジョグ。
ただジョグのペースは6’00/kmくらいでゆっくりというより、5’00~5’30/kmで気持ち良いペースで走っています。
1月の月間累計走行距離は364kmでしたが、追い込んだ練習をしていないためか、「特に不調はない」と日誌には書かれています。

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2019年2月

2019年2月3日、旭飯岡ハーフマラソン(ハーフ)。
猫ひろしさんがゲストランナーで来ていたのを覚えています。
この時は「スピード練習の一環としてレースをする」と決めていたので、レース前に休養はとっていません。
前日も5km走っています。
しかし結果は1時間21分27秒と自己ベストを2分更新。
さらに10km通過も38分49秒でこれも10kmロード自己ベストでした。
これは「距離は走っているが、ジョグで疲労が抜けていた」という状態だったのだと思います。

2019年2月は追い込んだ練習をしたのがこのレースのみ。
練習はほぼジョグのみで、休養したのも2月11日のみ。
月間累計走行距離は350kmでした。

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2019年3月

そして2019年3月。
3月9日にレースに向けて30km走をしています。
この時30kmを2時間7分(4’15/kmペース)で走っています。
スピードをあげて走ったのはこの時だけで、あとはジョグ。
10km以上走ったのは3月16日までで、それ以降は一週間で15kmほどしか走っていません。
そしてレース前々日と前日に走った距離は0kmです。

2019年3月は、レース前日の3月23日までに走った累計走行距離は168km。
1月と2月は同じ日数で300kmを走っていたので、カラダ的にはかなり楽な状態でした。

そしてサブスリーを達成したのです。

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疲労を抜くには「我慢する」

休養 休み 寝る

疲労を抜くためには「我慢する」ことが必要です。
「我慢」と書きましたが、「走りたい気持ちを抑えて我慢する」ということです。
意味的には「練習量を落とす」ということになります。

実際にギリギリまで練習したつくばマラソンではいろいろなトラブルも重なり失速しました。
しかし余裕を持って練習をし、レース一週間前は全く無理をしなかった佐倉マラソンではサブスリーを達成しています。

これを見る限り「走りたい気持ちをレースで爆発させる」くらいの気持ちで、レース前は練習量を落とし、「たくさん走りたいのをグッと我慢する」ことが大切になってきます。

調整がうまくいっている時ほど、カラダが軽く感じているためレース直前でも走りたくなると思います。
でもグッと我慢しましょう。

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疲労を抜くためのトレーニング

練習量を落とすとはいえ、全く何もしないのはNG。
レースに向け最高のコンディションにするために疲労を抜きつつ、定期的にカラダに刺激を入れ、「走れるカラダ」にしておくことが必要です。

では具体的に何をやるかということをご紹介します。

 

ストレッチ

走った後にはストレッチをしている方が多いと思いますが、レース直前は走らない日でもストレッチをして筋肉をケアしましょう。
ストレッチ器具を使ってもいいですし、バランスボードにのってカラダのバランスを整えてもいいと思います。

レースが近くなればなるほど入念にストレッチをしたいものです。

 

マッサージ

ストレッチは筋肉を収縮させてケガを予防する目的の方が強いです。
ただ、疲労を抜くためには血行をよくした方がいいといわれています。

そこで、ストレッチの他にマッサージも取り入れてみましょう。
お風呂の中で「ふくらはぎ」「太もも」「肩・腕」をセルフマッサージするだけも筋疲労はかなり軽減されるはずです。
セルフマッサージでも疲労感が残る場合はスポーツマッサージ等施術を受けるのも一つの手です。

 

疲労抜きゆっくりジョグ

ダウンジョグと同じくらいのスピードで2~3km走ります。
目的は「カラダに走ることを覚えさせておく」「血行促進させ疲労物質を散らす」の二つです。
いわゆる「アクティブレスト(積極的休養)」と呼ばれるものです。

注意したいのは「走りすぎる」ことです。
「こんなに少なくていいの?」と感じるくらいで終了しましょう。

ただ、ゆっくり走っただけだとレーススピード感覚を忘れてしまうので、疲労抜きジョグの最後20~30mだけ軽くダッシュ(流し)を入れてください。

 

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最後に

「疲労抜き」、特に「レース前の疲労抜き」にスポットをあててきました。
運動量を落とし、カラダのケアをすれば、基本的には疲労は抜けていきます。

でも中には「それだけでは疲労が取れない」という方もいると思います。
年齢が高くなればなるほどその傾向が強くなると感じます。

そんな時は食事にも気を使ってみましょう。
疲労回復成分を含んだ豚肉やしじみ、筋肉を作るタンパク質を多く摂取するといいでしょう。

そのような成分は食事から取るのが基本ですが、補助的にサプリメントから摂取するのもいいでしょう。

数多く「疲労回復サプリメント」が販売されていますので、自分にあったものを選ぶといいと思います。

うまく疲労を抜いて、レースで結果が出せるように心からお祈りしています。

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追記
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