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「トライ&エラー」がマラソン攻略の鍵!レースまでにいろいろ試して試して、ひたすら試そう。

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人間には失敗はつきものです。
レースなどに出場するランナーの方も「失敗レース」という苦い思い出もあると思います。

しかし「失敗」がなければ「成功」はないかもしれません。
実際に「科学」がそうです。
数え切れないほどの試行錯誤を繰り返して新しいものを生み出してきたのです。

ただ、レースは「一発勝負」のことも多いのは事実です。
気象状況や同走者など同条件で好記録を出すことは二度とない可能性が高い。

そうなると、いろいろな実験は普段のトレーニング中にするしかありません。
普段のトレーニングの中で試行錯誤をして、レースで完成形を見せるしかないのです。

今回は「トライ&エラー」を繰り返して「成功レース」をしようというお話です。

 

その1:カラダの回復法

一番試して欲しいのは「カラダの回復法」です。
「トレーニングメニューでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが、個人的にはカラダのケアの方が重要と考えます。

トレーニンングを継続しないと結果が出ないのがマラソンです。
練習してもケガをしてしまったり、疲労回復が間に合わずレース当日を迎えてしまってはまず成功はあり得ません。

そのためにも「日頃のカラダのケア」はトライ&エラーを繰り返して自分に合ったものを見つけていく必要があります。

さらに、競技歴が長い方は昔と同じ方法でカラダのケアしているのに、回復が遅れているように感じることも出てくるでしょう。
そうなると競技歴を重ねるごとに新しいことを試す必要が出てきます。

トライ&エラーをして、その時にベストの「カラダのケア」方法を見つけましょう。
特に「筋疲労除去」に関しては自分に合ったものを早期に見つけたいものです。

私の場合は「栄養補給方法」と「セルフストレッチ」をメインとし、2日連続で疲労を感じたらマッサージを受けるというようにしています。
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その2:トレーニングメニュー

次に色々試して欲しいのは「トレーニングメニュー」です。
日頃の練習ですね。
特に「月間走行距離」に関しては年齢ごとに気にして欲しいところです。

20~30代は「自分に合ったカラダのケア方法」が確立していれば、走る距離が多ければ多いほど自分の実力アップにつながる可能性が高いです。

実際に私がそうでした。
30代のレースでは走った量に比例してタイムは良くなりました。
しかし、40代に入ってからはそうはいかなくなりました。
同じ量を走り込むことはできましたが、数ヶ月連続することができなくなってきました。

それは「体力」というより「故障」が原因です。
同じ量を走り込むと故障しやすくなっています。

そこで1ヶ月に走る距離を減らしつつ効率よくカラダを鍛える方法を見つける必要があったのです。
今は「快調走→ポイント練習→疲労抜きジョグ→完全休養」というサイクルを基本とし、5日以上連続して走らないよう注意しています。

月間走行距離に関しては目標を立てるのも重要ですが、カラダの状況によっては「気づいたら〇〇○km走っていた」というように「トレーニングの質」の方を重要視することも大切です。

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その3:レース対策

レースは一発勝負であることが多いと先に書きました。
そのため、レースの戦略が自分に合うかどうか、日頃のトレーニングで試しておく必要があります。
レース1~2ヶ月前にはいろいろ試しておきたいところです。

シューズやウエアなどを試しておくことも重要ですが、「エネルギー補給」に関しては特に試行錯誤が必要です。

フルマラソンはどんなに速い人でも2時間前後動き続けるスポーツです。
人間は動き続けるためにはカラダにエネルギーが必要ですが、2時間以上動き続けるには、走っている最中にエネルギー補給しなければなりません。

中にはスポーツドリンクだけでフルマラソンを走りきれる方もいることは事実ですが、ほとんどの方は「補給食」を持って走ることが多いはずです。

ただ、「補給食」を持って走ったことがなければ、本番では「重りを持って走る」のと同じです。
更に持つ量が少なければエネルギー切れを起こしかねませんし、逆に多すぎれば最後まで重りを持つことになります。

また、「レース中に食べられる補給食」であることも重要です。
疲れている時でも口にできるものでないとエネルギー補給はできません。
もっと言えば補給食はどこにしまっておくということも考えなければなりません。

これはトライ&エラーを重ねていないと正解は出ません。
私は30km走をする時にはほぼ毎回試しています。

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最後に

トライ&エラーを繰り返しているとデータが溜まってきます。
蓄積されたデータを分析することで自分にベストの方法が見つかります。

ではどうやってデータを蓄積していくかという問題になるのですが、一番は「練習日誌」です。

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頭で覚えておくのもいいのですが、メモをしておくことで、ベストの状態の時に何をしていたかということがわかります。

それがわかっていれば、今の自分に合った方法に微調整していくだけでカラダをベストの状態に持っていける可能性が高くなるでしょう。
試行錯誤する回数も減ります。

試行錯誤してトライ&エラーを繰り返し、正解を見つけてたくさん成功レースができるようにしていきましょう。

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