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「走った距離は裏切らない」その本当の意味。

僕がサブスリーを初めてやった時は3ヶ月連続で月間走行距離は300kmオーバーでした。
現在は、肉離れをしたりして走り込みができていませんし調子が今ひとつあがりません。
やっぱり僕は月間走行距離が多くなると状態が良くなってくるのだなと感じています。

さて、僕が好きな言葉の一つに

走った距離は裏切らない(野口みずき さん)」

という言葉がありますが、それは本当なのでしょうか?

本当の意味とはなんなのでしょう。それについて書いてみたいと思います。

「走った距離は裏切らない」、文面をそのまま受け取ってはいけない

以下のリンクは日本オリンピアン協会ホームページにある野口みずきさんのインタービューです。

第13回 野口みずきさんインタビュー1。NPO法人 日本オリンピアンズ協会…

これを見ていただくわかるのですが、ご本人はこのようにおっしゃっています。

「走った距離とはいってますけど、努力は裏切らない」

つまり、

「努力したことは自分を裏切らない」

ということ。

「とにかくたくさん走らないとダメ」

ということではありません。

人によって走力・体力・筋力そして回復力は違います。
シューズに守られているとはいえ、ランニングで筋肉にかかる負荷は相当なものです。

当然フルマラソンを完走するのが目標の方が無理をして月間300kmとか走ったら間違いなく故障することでしょう。

僕も最初から月間300km走れた訳ではありません。
300km走れるようになったのはサブスリーを狙えるようになった3~4年前くらいからです。

なのでまずはこれを頭にしっかりインプットしましょう。

走った距離」とは「努力した量」である。

努力の量をどうやって増やすのか?

ランナーにとっての「努力の量」は

「走力アップのためのトレーニング量」

のことになります。

まずは自分の今の実力を知ることが大事。
何が強みなのか、そして弱点なのかを把握する必要があります。

僕の場合はウルトラマラソンやウルトラトレイルの経験があるので、レース中のモチベーション維持と距離に対する不安感はありません。

しかし、スピードを維持するための「筋持久力」がたりませんでした。

そのため重視したのが「インターバル」「ペース走」「坂道走」
そして、その練習の合間に「LSD」「ロングジョグ」などのスタミナ強化系の練習をしています。
こんな感じで弱点を克服しつつ、強みを伸ばしていくのです。

そうすると自然にカラダが変わってきます。
変化を感じて走力アップすれば自然と「走る距離」も増えてくるでしょう。

努力の仕方がわからない方へ

とはいうものの、「どんなことをすればいいのかわからない」という方も多いはず。

本当はランニングチームに入って、その道のプロにアドバイスを求めるのが一番早くて効率がいいのですが、2021年2月の状況ではそうもいきません。

そんな時は本から知識を得るのも一つの手段です。
僕は以下の本をオススメします。

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物足りなくても、書いてある通りにやってみてください。
100日間練習した後、間違いなく練習量は増やせていると思います。
僕も練習メニューを組む時に参考にしています。

そしてこのブログも参考にしてもらえると嬉しいです。

量をこなせるようになった時、練習の質も良くなってきます。
そうすると今までとは違う世界が見えてくると思います。

がんばりましょう。

 

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