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ダイエットができない人の意外な原因

長距離を走るランナーであれば、カラダは軽いほうが有利です。
「重いもの」を運ぶより「軽いもの」を運んだほうが筋肉には負担がかかりません。

ただ、フルマラソンのような長い距離を走るためには筋力も必要です。
そのためカラダを軽くしていくには「余計な脂肪」を落としていくことになります。

走ることなど運動がが習慣になれば、ダイエットしやすいカラダにはなっていきます。
しかし一方で「なかなか体脂肪率や体重が減っていかない」という方がいるのも事実です。

運動はしているし、食事にも気をつけているのに、うまくダイエットできないのは何故なのでしょうか。

そこには意外な原因があるのです。
今回はその原因についてお伝えします。

 

ダイエットできない意外な原因とは?

ダイエットは

消費カロリーのほうが摂取カロリーより多ければ成功する」

というのが基本的な考えです。

そのため世の中のダイエット方法は「運動量を増やす」「運動する習慣を増やす」といった消費カロリーを増やす方法や「食事制限」という摂取カロリーを減らすための方法がほとんどです。

運動に関しては徐々に増やしていくだけなので、無理せずやれば比較的簡単に運動量を増やすことができすでしょう。

しかし問題なのは「食事制限」です。
「食事制限」に関しては「いかに食欲を抑えるか」というのがポイントになってくるのですが、これに苦労する方が多いのではないでしょうか。

ではなぜ食欲を抑えることができないのでしょうか。
それは「ストレス」が原因なのです。

「ストレス」こそがダイエットができない人の意外な原因の一つなのです。

「やけ食い」「暴飲暴食」といった経験は多くの方が経験していると思いますが、これはどんな時にしてしまう行為でしょうか。

これは嫌なことがあったり、イライラしたり、愚痴を言わなければやってられないなど大きなストレスを感じたときにしてしまう行為です。

食事が終わった後は満足感を得ますが、ストレス解消のために「食欲」が利用されてしまいます。
つまりストレスを抱えている状態では「食欲」が出てしまい、ダイエットは成功しないのです。

 

意外な原因が働き出すメカニズム

人間はストレスを解消するため「コルチゾール」というホルモンを分泌させます。
コルチゾールは「ストレスホルモン」とも呼ばれ、血中などのコルチゾール値はストレスの指標として使われます。

さて、ストレスホルモンであるコルチゾールは血圧を上昇させ、エネルギーを作り出します。
そしてカラダを修復していくわけですが、そのエネルギーを作り出すために、脳は足りなくなるエネルギーを摂取しなさいという命令を出します。

つまり脳が「食べなさい」と命令を出しているのです。
これでは食欲を抑えることはできません。

さらにコルチゾールが大量に分泌されると食欲を抑える役割をはたす「レプチン」というホルモンが減少します。
このコルチゾールとレプチンにはこのような相関関係があるのです(参照元:味博士の研究所)。

そのため、ストレスを抱えていると「食欲を増大させるコルチゾール」が増え、「食欲を抑えるレプチン」が減少します

これでは食欲が抑えられないのは当然です。
ストレスを抱えれば抱えるほど、ダブルパンチで食欲を抑えることができなくなるのです。

 

ダイエットを成功させる方法

ダイエットを成功させるために一番最初にやらなければならないことは、ストレスをなくすことです。

大きなストレスを抱えていると今まで説明してきた通り、ダイエットは成功しません。
もちろん「やけ食い」などには頼らないストレス解消方法を見つける必要があります。
さらに「食事制限」や「食事置き換え」「筋トレ」などのやり方にストレスを抱えてしまうようだとダイエットは成功しません。

まずはストレスを徹底的に排除しましょう。

オススメは「睡眠時間を確保する」です。

睡眠時間を削ると人間はカラダを守ために生命の危機を感じます。
生命の危機を感じると死なないようにエネルギーを溜め込もうとするため「食欲」が出てしまいます。
つまりストレスでカラダにダメージを受けた時と同じような状況になるのです。

そのため睡眠時間を6~7時間は確保するようにすることが重要です。(参照元:樺沢紫苑の樺チャンネル)

その上で「適度な運動」をしてみましょう。
やりすぎると摂取するエネルギーが多く必要になってしまいます。
「ちょっと疲れたな」くらいが最初はちょうどいいと思います。

 

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最後に

ストレスをなくしダイエットするために「睡眠時間の確保」と「適度な運動」を紹介しました。
でも、これは特別なことではありません。
世間一般でもよく言われていることです。

しかし、これを実行すると食べ物が目の前にある時間が少なくなり自然と食欲が抑えられている状態になると思います。

さらに、睡眠は脳を休めることにもなるので、食べることを考えることもないでしょう。
睡眠によってカラダが休養十分となれば「運動」もする機会が増えるでしょう。

その上で徐々に食べるものに気をつけるようにしていけば自然とカラダは適正体重、適正体脂肪率になっていきます。

ストレスは大敵です。
うまく発散していきましょう。

 

 

その他参照元:T-PECForbesストレスフリー超大全

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