ビタミンとは、体の健康を維持するために必須な栄養素です。
基本的には食事からとります。
ビタミンは基本的に野菜を食事でとっていれば、問題ありません。
しかし、ビタミンの中には太陽の光、つまり「日光」を浴びないとできない栄養素があるのです。
今回は「日光に当たらないとできない栄養素」に関してお伝えします。
日光に当たらないとできない栄養素とは?
正確いうと、「日光に当たり紫外線を浴びないとできない栄養素」です。
それは・・・
ビタミンD
という栄養素です。
このビタミンDですが、運動する方にとっては重要な栄養素です。
それはカラダを支える「骨」に関わってくるからでなのです。
ビタミンDは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつです。
そして骨に関連する大事な役割を持っています。
それは小腸でカルシウムを吸収するのを手助けするという役割です。
骨を修復したり丈夫にしていくには、みなさんご存知の「カルシウム」を取る必要があります。
それの吸収に必要なのが「ビタミンD」なのです。
ビタミンDは食事で摂取するのはもちろんですが、日光に当たり紫外線を浴びないと体内で多く生成されないという特徴を持っています。
日光を浴びれば必要量の80~90%作ることができるというのです。
そしてペアを組む「カルシウム」ですが、単体では摂取した量の10~15%しか吸収されないのですがビタミンDの手助けがあるとその吸収力が30~40%アップするというデータもあります。
(参照: https://point-g.rakuten.co.jp/healthcare/articles/2019/supple_vitamind/ )
何を食べれば摂取できるのか?
日光を浴びることでビタミンDができることはお話しました。
では食品から摂取するにはどんなものを食べればいいのでしょうか?
代表的な物は以下のような食品です。
・サケ
・マグロ
・サバやイワシのような青魚
・キノコ類
・チーズ類
・卵黄
そして先に書きましたが、ビタミンDは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつです。
そのため油とは相性がいい栄養素なのです。
具体的な料理をあげてみると「サケのバター焼き」「スパゲッティ カルボナーラ」などがビタミンDの補給にはいいかもしれません。
また、食品からビタミンDをとるのが難しい方はサプリメントや健康食品から摂取するといいでしょう。
その際はそのサプリメントを飲んでどのくらいビタミンDが摂取できるのか、しっかり確認してください。
このあたりのサプリメントはよく聞きますね。
ただし、サプリメントや健康食品は食事の補助的役割です。
サプリメントや健康食品だけに頼らず、日々の食事からしっかり栄養をとる習慣は身につけたいですね。
最後に
今回はビタミンDに関してお話していますが、栄養素はバランス良く摂取しなければなりません。
もちろん偏って摂取してもいけません。
栄養素はそれぞれが保管しあってカラダを作ってくれます。
一点集中とかも吸収できる量は決まっているのでたくさん食べても全てが吸収されるわけではありません。
ランナーは走る際、足にダメージを与え続けます。
足にかかる衝撃はかなりのものです。
衝撃は筋肉だけでなく骨も受けています。
骨を丈夫にするカルシウムをしっかり吸収するためにも、ビタミンDにも注目しておきましょう。
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