Running Collegeは「ランニングのウィキペディア」を目指しています!

あなたは一日どのくらい水分を取りますか?いつも気にしたい「水分」と「水分量」の話

 

人間のカラダの50~60%は水と言われています。
「水」は人間にとって欠かすことのできない大事なものです。

気温が高い季節はいつも気にする「水分摂取」ですが、人間のカラダは半分以上が水です。
暑い季節以外も常に気にしておくべきです。

一年中気をつけておきたい水分補給。
今回はその「水分補給」についてお伝えします。

人間のカラダは水分がほとんどは本当か?

「人間のカラダの約60%は水分」
と言われていますがこれは本当なのでしょうか?

いろいろ調べましたが条件付きで本当です。
正確にいうと「成人男性のカラダの60%は水分」ということになります。

このホームページのデータによれば年齢、性別によって体内水分量は変わりそうです。
詳しく見てみるとこんな感じになります。

新生児 約80%
乳児  約70%
幼児  約65%
成人男子 約60%
成人女子 約55%
高齢者 約50〜55%

年齢や性別によって体内の水分量は違ってきます。
年齢と共に水分量が減るイメージですかね。
そして血液や体液も水分量が関係してきます。
年を重ねるごとに、そして運動量が多いほど積極的な水分補給が必要になってくるでしょう。

(参照元:大塚製薬HP )

なぜ水分を取らなければならないのか。

まずはカラダの中での「水分」の働きをみてみましょう。

季節に関係なく発汗量が多く、長時間走り続けるランナーは常に水分補給をする必要があります。
そのため一年を通して水分補給はとても重要です。

体温調節

「水」は熱を持ったまま安定する性質があります。
夏場に気温が上がった時、車のボンネットなどはすごい温度になりますが
水たまりの水が沸騰したという話は聞きません。
気温が変化しても「水」を飲むことで36~37℃くらいに体温を保つことができます。

スポンサーリンク

肌のはり

新生児と高齢者のカラダの水分量は違います。
どちらの肌がみずみずしい肌をしているでしょうか。
「水分量が減る=細胞の水分量が減る」
となるので肌細胞のためにも積極的な水分補給は必要です。

体内の毒素を外に出す

尿の色を気にしたことがありますか?この話は日本陸連のコーチ講習で聞いた話です。
とある国のオリンピック協会は選手全員に尿の色を判定するためのシートを
配布したそうです。
そして尿の色が無色に近づけるように指示したそうです。
尿の色が黄色になればなるほど、少ない水分量でできるだけたくさんの毒素を排出しようとカラダがしている証拠になります。
そしてカラダの水分量が足りない証拠でもあるそうです。
つまり排尿量が少ないと、体内の毒素や老廃物を日々溜め込んでしまっているかもしれません。

 血液濃度

血液濃度はいつも一定ではなく、サラサラの時もあればドロドロっとしている時もあります。
これは血液中の水分量が関係しています。
発汗量が多ければ当然血液はドロドロしてきます。
血液濃度が高ければ心肺機能にも負荷がかかりますし脳などの毛細血管に流れにくくなるという話も聞きます。

寒くてもの水分補給は重要

先に「冬でも水分補給は重要」と書きましたが、正月に行われる箱根駅伝でも「脱水症状」になってしまう選手もいます

夏は気温が高いため、嫌でも体温が高くなります。
そのため汗で失った水分を補給しようと人は頻繁に水をとります。

では冬はどうでしょうか。
気温が低いので何もしなければ汗はあまりかきません。
アップをしても汗は軽くかく程度で、水を飲まなくても大丈夫な方が多いかもしれません。

でも人間は何もしていなくてもカラダから水分が出ています。

私たちはふつうに生活していても、尿や皮膚からの水分の蒸発および呼吸によって、1日に約2.5リットルもの水分を身体から失っています。
これに対して、飲み物や食べ物から入る水の量も、1日あたり約2.5リットルに調節され、体液はいつもバランスが保たれています。
(大塚製薬HPより抜粋)

暑い季節は何もしなくても汗をかくので常に水分補給をし、カラダには十分な量の水分があることでしょう。

しかし寒い季節はあまり汗をかかないためでしょうか。
レース前やトレーニング前に水分補給をせず、体内の水分量を満タンにしないまま動き出してしまい、冬でも脱水症状を引き起こしてしまうことがあるのです。

僕は冬でも2時間のトレーニングには最低でも1.5Lのスポーツドリンクを用意します。
そしてトレーニング前に必ず500mlペットボトル一本分は飲むのが習慣になっているのです。
それぐらい気を使います。

ちなみに夏は2.0L用意し、これは練習中に飲み切ってしまいます。
さらにトレーニング後に必ず500mlの水分補給をしていました。

水分補給は多いくらいがいいというのが僕の持論です。

 

最後に

水分補給で気をつけることは以下の通り。

水分補給は一年中気をつけなければならない
人間は何もしていなくてもカラダから水分が出ている

水分補給は多いくらいがいい

ランナーだけでなく、長時間動き続けるスポーツをする方は一年を通して水分補給量に気をつけていきましょう。

水分補給は「真水」でもいいですが、「スポーツドリンク」がオススメです。
僕よく利用するものの一部をご紹介します。

 

 

 

なお、スポーツドリンクが苦手な方は「ミネラル麦茶」がオススメ。
スポーツドリンクは甘いものが多いので、サッパリしたものが飲みたい時に使っています。

created by Rinker
健康ミネラルむぎ茶
¥955 (2024/11/21 08:12:07時点 Amazon調べ-詳細)

 

created by Rinker
健康ミネラルむぎ茶
¥2,652 (2024/11/21 08:12:07時点 Amazon調べ-詳細)

 

以上、ご参考まで。

 

関連記事

note(ノート)

別の記事で【そろそろ気にしたい「水分量」と「水分摂取」のお話。】ということを書きました。 当初、この記…

note(ノート)

4月29日の時点で月間累計300kmに達したので、 4月最終日は超ゆっくりの リカバリージョグの朝ランでした。 今…

スポンサーリンク
給水 水筒 夏 暑い
最新情報をチェックしよう!