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サポート力が別次元のように感じます。「Formthotics 医療用インソール」の実力とは?

ランニングシューズを買うためショップに行き、シューズを選んだ後、こう言われた経験のある方はいらっしゃいますでしょうか。

 

「一緒にインソールもいかがですか?」

 

正直なところ「面倒臭い」と思う方もいらっしゃるでしょう。
私もあります。

 

ただ、シューズを購入する時、インソールを一緒に購入することはまずありません。
シューズには必ずインソールが入っているので、まずはそのまま履くようにしています。

 

もちろん問題なければそのまま使い続けます。
ただ、問題が起きることもあります。
その問題とは「慢性的な違和感の発生」です。

 

そんな時は私もインソールを購入し、入れ替えて使います。
カスタムで作ったこともあります。

 

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インソール カスタム オーバープロネーション 矯正

 

そして2022年に入ってから太もも裏にあるハムストリングの違和感を取れず、かすみがうらマラソンでも大惨敗しました

 

そこでカスタムインソールを作ってカラダのバランスの修正から直そうと思いカスタムインソールを作ることにしたのです。

 

さらに今まではスポーツショップでカスタムインソールを作っていましたが、日頃お世話になっている治療院で「医療用カスタムインソール」を取り扱っていたため、それを試すことに。

 

結果、私の場合は劇的な変化を体験しました。
でも実際スポーツショップで扱っているものと治療院で扱っている「医療用」は何が違うのでしょうか。

実際に2週間使ってみた感想を書いてみたいと思います。

 

そのインソールは「Formthotics」という

今回使い始めた医療用インソールは「Formthotics」というブランドのものです。

フォームソティックス | Formthotics™

フォームソティックス Formthotics™ は、その特徴的なデザインと製法により、高い矯正力と快適性を両立しているニ…

 

このインソールはニュージランド生まれ。
そして軽量。
26-27cmサイズで約19g。
私が作った28.5cmサイズで約21gです。
この重さなら気になるほどではありません。

 

ちなみに前回作ったカスタムインソールは約50gでした
最初はランニング時に使っていましたが、レースで使用するには重く、普段履きに使うようになっています。

 

そして最初低温で熱形成を行い、走れば走るほど足の裏にフィットしてくる感じです。

 

そして二層構造になっているのでクッション性があります。
特に前足部のクッション感覚がいい感じです。
市販されているものはかかとのホールド感が強く、前足部はほとんどノーサポートのものが多いように感じますが、これは違います。

 

写真の下のものがFormthoticsです。

 

前足部もサポートがあることから、整形時には足の指までしっかり形作られます。

それくらい足にジャストフィットするインソールが作れるのが「医療用インソール Formthotics」なのです。

 

ちなみに、一般的なスポーツ用も市販のスポーツショップやネットショップで販売されています。

 

 

ただ、Formthoticsのホームページを見ると「Sports」と「Medical」でページが別れているのです。
そのため「機能は別次元」と私は思います。

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実際に「医療用インソール Formthotics」を使ってみた。

インソールは練習用メインシューズ「adizero japan 6」に合わせて作りました。
もちろんレースシューズの「adios pro2」にもフィットするようにしてあります。

 

治療院でインソールを作成した後、すぐ20〜30分歩いて馴染ませるよう指示されました。
これは熱処理したものを更に足にフィットするために必要です。

 

ただ、10歩くらい歩いただけでビックリするような感覚がありました。
シューズが足に吸い付くような感じだったのです。
その時の感動はSNSにもアップしてしまいました。

 

 

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20分も歩くと土踏まずのあたりに違和感を感じ始めたので初日はそれで終了しています。

治療院の先生からは

 

「違和感は正しい位置に戻すためなので必ず出る」

 

と言われていたので慌てず少しづつ慣らすことに。

 

そして3日くらいで違和感がなくなり、シューズが足に吸い付くような感覚で走れるようになっていました。

 

そして5日目、ロングジョグでインソール慣らしの最終段階です。

 

 

正直なところ走りすぎました(笑)
でもそれくらい快適に走れたということ。

 

先に「太もも裏にあるハムストリングの違和感」が出ると書きましたがそれもなく、そして長い距離を走ると「左股関節の違和感」が出ることが多かったのですが、それも出ませんでした。

 

走り終わった後にあったのは「通常の筋疲労」だけです。
翌日も休足日にしなくても大丈夫だったのです。
特に前足部の衝撃を「シューズの素材+インソールの素材」で吸収してくれる感覚があるので、疲労も溜まりにくいのでしょう。

 

おかげで今は走り出すと顔を出す違和感に心配することなくレースペースに近いスピードで走る回数も増えてきました。

 

これも「医療用インソール Formthotics」のおかげと思います。

 

更に、今までシューズの左かかと部分だけが削れることが多かったのですが、「医療用インソール Formthotics」を入れて45km走っても左のカカト部分が削れることはありませんでした。

 

下の写真が証拠。
右がかすみがうらマラソンで使った「adios pro2」、左が今回45km走で使った「adizero japan 6」です。
その差は歴然。
接地もフォームも矯正されている証拠ですね。

 

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最後に

気になる「医療用インソール Formthotics」ですが、私は「15,000円+税」くらいかかっています。
市販されているFormthoticsより1.5~2倍くらい費用がかかります。

 

ただ、治療院に行く回数は減りました。
先生には申し訳ないのですが、それくらい治療院にお世話にならなくても日々走れているということです。

 

今回「医療用インソール Formthotics」は状態が上向きになってきた時に作成しました。
「悪い状態の時には戻さない」という気持ちで作ったのです。
結果的には大正解でした。

 

「医療用インソール Formthotics」は慢性的なケガが多い方にはぜひ試して欲しい逸品です。
治療費とインソール代を見比べて、治療費の方が多くなりすぎているなら試してみてはいかがでしょうか。

提携医療機関は以下のリンクから探せます。

フォームソティックス | Formthotics™

Findのページ。フォームソティックス Formthotics™ は、その特徴的なデザインと製法により、高い矯正力と快適…

 

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