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2XU(ツータイムズユー)ランコンプレッションハーフタイツ レビュー!多くの選手が着用している理由が使ってみてわかりました。

東京オリンピック・パラリンピック以来、マラソン、駅伝とランニング関連のイベントが多く開催されています。
主要大会はTV中継されることも多く、選手の走っている姿を見る機会も増えてきています。

そんな中、増えているのが「ハーフタイツ」を着用してレースに出場している選手。
海外の選手や引退された大迫傑さんが「ランシャツ&ハーフタイツ」スタイルで走るようになってからジワジワと増え始め、現在は「ランシャツ&ランパン」より「ランシャツ&ハーフタイツ」スタイルの方が多くなってきているような気がします。

そんな中、「2XU」もしくは太ももに大きく「X」と書かれたハーフタイツを着用する選手や市民ランナーの方を多く見かけるようになり、気になったので私も試してみることにしたのです。

初めて着用して走った時から

「これはレースで使う」

と決めてしまったくらい走りやすくいいものでした。

この2XU(ツータイムズユー)のハーフタイツ履いていると感想を聞かれることも多くなっているので気になっている方は多いと思います。

今回は「2XU(ツータイムズユー)ランコンプレッションハーフタイツ」のレビューをお届けしようと思います。

 

2XU(ツータイムズユー)ランコンプレッションハーフタイツの製品概要

正式名称は2XU(ツータイムズユー)メンズ エリート MCS ランコンプレッションレースショート ma6409bになります。
ただ本記事では「ハーフタイツ」という名称を用いた方がわかりやすいと考えたため、「2XU(ツータイムズユー)ランコンプレッションハーフタイツ」と表記しています。

さて、今回購入したのは日本限定商品です。
国際規定適用大会や日本選手権など日本陸連が関係してくる大会ではメーカーロゴの大きさに規定があるのですが、その規定とは「40㎠ / 最大の高さ5cm」というもの
この商品はレースで使用することを想定したものであるため、規定をクリアした「2XU」のメーカーロゴだけが入っている、というわけです。

通常商品は太もも部分に大きく「X」のロゴが入っているものになります。

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2XU(ツータイムズユー)
¥11,000 (2023/06/07 00:38:24時点 Amazon調べ-詳細)

 

またこの日本限定商品は簡易包装です。
このような状態で送られてきます。

そして効果に関しては商品販売ページにこのようにありました。

本製品は、激しいアクティビティにおいて、他に類を見ないパワーと筋肉の損傷に対する保護を、ランナーやアスリートに提供します。2XUが独自に開発したMCSサポートシステムは、主要な筋肉群を包んでより強力な着圧力を提供、筋肉の振動とダメージを軽減してパフォーマンスを向上させます。

2XU Official Store 楽天市場店 商品販売ページより

サイズに関しては私は180cm76kgで日本サイズだとL~Oサイズを選ぶことがほとんどですが、今回はSサイズを選んでジャストサイズでした。
日本人男性であれば、痩せ型の方はXS、それ以外の方はSでいいのかと思います。
Mサイズを選ぶ方は体重が80kg前後あるやや太めの方になるでしょう。

商品に付属されていたサイズ表も載せますのでご参考までに。

では続いて実際に着用した感想をお伝えしていこうと思います。

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2XU(ツータイムズユー)ランコンプレッションハーフタイツを着用して走った感想

着用したのはマラソンに特化した練習をした時に着用しました。
具体的に言えば「5000m x 2」「ロード10km x  3」「30kmレースペース走」といった高強度の練習をした時です。
そしてシューズは「アディダス アディオス プロ2(adidas adizero adios pro2)」を履いています。
シューズの反発が強いためお尻や太ももには大きな負担がかかります。

そんな状況で練習しましたが、一番驚いたのは「練習後の疲労度」です。
全力に近い力を出し切れば脚に疲労が溜まって動かすのがキツかったりだるかったりするのが当然。
しかし、この「2XU(ツータイムズユー)ランコンプレッションハーフタイツ」を履いた練習ではまだ脚が残っていました。

 

特に「30kmレースペース走」では目標にしているサブスリーのペースよりも早く走ったのにも関わらず練習後に5kmのジョグを追加できるほど脚に力が残っていました。
この「2XU(ツータイムズユー)ランコンプレッションハーフタイツ」は疲労しにくいタイツと考えていいでしょう。

 

「2XU(ツータイムズユー)ランコンプレッションハーフタイツ」自体の着圧(コンプレッション)は他社製品に比べ強めなのが疲労を軽減している要因なのでしょう。
実際、履くのはちょっと苦労します。
履いてしまえば着圧が強めなので、骨盤がしっかり固定され、太ももがしっかり守られている感覚は得られると思います。

 

そして着圧が高めである効果で筋肉のブレが少なくなるのでしょう。
厚底カーボン入りシューズを履くと太もも裏のハムストリングスに負担がかかります。
しかし、強い着圧でしっかり守られているためか、無駄な筋肉の動きが抑制され「疲れにくい」ということにつながってくると考えています。

「シューズの影響で跳ねてしまうので疲れやすい」
「フルマラソン後半で腰が落ちてしまう」
「走ると太ももに筋肉痛がかなり出る」

このような悩みを持っている方は一度試してみてはいかがでしょうか。

(amazonでの販売はありません)

 

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最後に

私は2019年末に太もも裏のハムストリングスの肉離れをしてからというもの、全力で長い距離を走るのは不安でした。

動的ストレッチを走る前に毎回することによってだいぶ克服はできました。

 

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しかし、レースでは何が起こるかわかりません。
そのため準備は万全にしておきたいもの。
何の心配もなくスタート地点に立つためには、この「2XU(ツータイムズユー)ランコンプレッションハーフタイツ」はかなり心強いアイテムになっています。

先に30kmをレースペースで走っても疲れにくいと書きましたが、走り終わった後肉離れをした箇所に違和感を感じることはありませんでした。
これも筋肉をしっかり守ってくれているからと思います。
安心感が違ってきますよ。

また、ランパンかハーフタイツで迷う方もいらっしゃると思います。
基本的には、「少しでも身軽に走りたい方はランパン」「走る時にサポート力が欲しかったり股擦れに悩む方はハーフタイツ」という考え方でいいと個人的には思っています。
走る時に何を重要視するかで走るスタイルを決めてほしいですね。

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