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アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)レビュー。初代とは全く別物。足に優しくなった印象です。

アディダス(adidas)は僕がランニングを始める時に初めて履いたメーカーです。
一番最初に買ったシューズは、名前を忘れてしまいましたが、「かかと」の部分が二つのブロックに分かれていて、「オーバープロネーションを防ぐ」というシューズでした。

その後スピードを出して走ることができるようになり、元マラソン世界記録保持者ハイレ・ゲブレセラシェが履いていたモデルである「初代アディゼロジャパン」を購入して使っていました。

思い返せば、2009年のつくばマラソンで初サブ3.5をした時は「アディゼロジャパン3(adizero japan 3)」だったと思います。

それ以来の「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」です。
履いていた当時とは全く違うシューズになっていました。

今回は「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」をレビューしていきたいと思います。

 

「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」を購入するきっかけは「愛用シューズ」のモデルチェンジ

今回「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」は主にジョグでの使用を想定して購入しています。

ジョグ用のシューズは今まで上の写真の奥にある黒いシューズ「アシックス エボライド(asics Evoride)」というシューズを履いていました。
安定性があり、適度なクッショニングであり、コストパフォーマンスも最高のシューズです。
今まで4足購入しています。

 

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その後、モデルチェンジがあり今主に販売されているのは「エボライド2(Evoride 2」なのです。

 

 

個人的にジョグ用シューズに求めるのは「安定性」と「重さ」です。

「重さ」というのは意外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
レース用シューズが厚底にも関わらず軽量化していますが、個人的には練習で使うシューズは重めのシューズを使い「足を鍛える」という感覚でいた方がいいと思っています。

店頭で「エボライド2(Evoride 2」を手にした瞬間、正直「ジョグ用シューズとしては軽すぎる」と思い、使用シューズ候補から消えました。
これをレースに使う予定の方でフルマラソンで4時間から5時間くらいで走る方にとってはいいモデルチェンジです。
しかし、ジョグ用で使う僕にとっては物足りないシューズとなってしまいました。

そこから色々探した結果、たどり着いたのが「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」だったわけです。

ちなみに、アシックス エボライド(asics Evoride)28.0cmは片足約245g、
「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」28.5cmは片足約255gでした。

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アディゼロジャパンの「4」と「5」を使わなかった理由

初代アディゼロジャパンからアディゼロジャパン3までは超愛用していました。
実際、ジョグからレースまで使い、普段履きもアディゼロジャパンでした。
そのため下駄箱には常時2〜4足アディゼロジャパンが入っていたのを思い出します。

その理由としては、「オーダーシューズのようなフィット感」があったのが一番大きいです。
足の形にピッタリと合っていましたし、爪が黒くなったり、豆ができたりすることは全くありませんでした。
当時はウルトラマラソンもアディゼロジャパンで走っていました。
さらに特価で販売されていることも多く、経済的にも大変助かっていたのを思い出します。

しかし「4」へモデルチェンジした時、アッパーの素材と形状が変わります。
その当時はもちろん継続使用する気はあったのですが、足を入れた瞬間に爪があたり違和感を覚え、サイズアップしたものを履いても「しっくりこない」こないのです。

また履き心地が硬くなりました。
僕は「3」の時から、ミッドソールに使われていた「ブーストフォーム」をよく割っていました。
更に割れやすくなると思い他のメーカーに乗り換えたというわけです。

転機はセールで「アディゼロ 匠 SEN」を購入し、スピード練習やクロカン走で使い始めた時です。

 

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想像以上に走りやすかったんですね。
爪に当たる違和感はありませんし、足にフィットしました。
また、ミッドソールによく割っていた「ブーストフォーム」が使われていますが、2種類の素材を組み合わせているためか、「割れ」は全く起きていません。

それで、またアディダスを使ってみようという気になり、「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」を試すことにしたということにしたというのも戻ってきた理由になります。

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実際に使ってみた感想

テストする前日はハードな練習をしています。
10000mテンポ走(4’15/km)+400m x 10というメニューにアップとダウンした時のジョグを合わせると27km走っています。

 

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テストはセット連2日目の「60分ジョグ(ペースやや早め)」でしました。

 

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「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」のソールの厚さは「アシックス エボライド(asics Evoride)」とほぼ変わりません。

「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」は前足部に「Light strike pro」という柔らかい素材を使っているので、立っていると沈み込む感覚があったのですが、走り出すと沈み込む感じはほとんどなく、地面からの反発をもらいながら走っている感じが強かったです。
もちろん足が守られている感覚もあります。

またアウトソールは自動車のタイヤに使われている素材なので、耐久性も問題ないでしょう。
あとは濡れた路面でどうか、というところですね。
雨が降ったら試してみたいところです。

そして僕は基本「28.0cm」を履きますが、今回の「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」は大きめの「28.5cm」を購入しました。

最近着地がミットフットからフォアフット気味なので、つま先部がピッタリすぎると爪が黒くなってしまったり、足の指が当たって痛くなり走りに集中できなくなる可能性があるからです。
走っている最中に「かかと」がガッチリ決まっていて浮かなければ先端に指一本分くらいの開きがあっても大丈夫です。
僕も問題なく走れています。

またワイドサイズもありますが、通常モデルでも意外と幅は広めです。

今まで使っていた「アシックス エボライド(asics Evoride)」と「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」を比べてみます。

ゆっくり走るという面では「アシックス エボライド(asics Evoride)」の方がいいです。
「ライド系」と呼ばれるシューズを転がすような感覚で走ることができるので、無駄な力を使わず走ることができます。
もちろん「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」でも問題ありませんが、ショーズ自体が素材の反発を活かして走るようにできているので、ゆっくり走る時はエボライドの方がいいです。

ただ、1km5分〜5分30秒より早いペースで走るなら、圧倒的に「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」の方が走りやすいです。
スピードが上がれば上がるほどミッドソール素材の反発力がものを言ってきます。

「ライド系」のエボライドは楽には走れますが、スピードを上げるには自分の能力アップが不可欠です。
走る時の動きを助けているだけなので。
ライド系で早いペースで走りたいのであればカーボンプレートが入っているものを選ぶことになると思います。

結果、「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」は練習用としてはオールマイティーに使えます。
アップ、ダウン、ジョグはもちろんビルドアップ走やテンポ走でも使えるでしょう。
あまりたくさんのシューズを使い分けたくないという方にはいいシューズです。

またフル3時間30分〜4時間を狙う方であれば、この「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」をレースシューズにしてもいいと思います。
それくらい完成度は高いです。

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最後に

僕は今フルマラソンで2時間50分〜2時間59分あたりで走ることを目標としています。
同じようなタイムを目標としているランナーにはオススメしたいシューズです。

カーボンプレートは入っていないので、その恩恵にはあずかれません。
しかし、「足を鍛える」という面ではいいシューズです。

また用途も多そうなのでロードのレースしか出ないのであれば

【レース用シューズ+「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」

という組み合わせだけ持っていればいいかなと感じたのも事実です。

 

大きなモデルチェンジがなければ、しばらく「アディダス アディゼロ ジャパン6(adidas adizero japan 6)」を使うと思います。

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