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投薬治療をしているランニングコーチの見解です。1回目コロナワクチン接種をして感じたこと。

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2021年9月1日(水)14:45にコロナワクチン一回目の摂取をしてきました。
自治体の集団接種で、打ったワクチンは「ファイザー(pfizer)社製」です。

僕は6月下旬に心臓に違和感を覚え地元の医院にいったところ、すぐ地域の医療センターを紹介され入院しています。

 

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退院の際、投薬治療は続けるものの、ワクチン接種に関しては「問題なし」と指示されていました。

さらに10/31(日)にフルマラソンを走る予定もあったので9月中には摂取を終わらせてしまおうと思い、9/1、9/22とワクチン摂取予約をしたのです。

それで一回目を接種してきたのですが、他の接種するために来た方に比べ、終わるまでの時間がかかりました。

今回は「投薬治療している方」を中心に「試合を控えている方選手並びにコーチ」の方でこれから接種する方の参考になればと思い、事実とそこから感じたことを書いてみたいと思います。

 

ワクチン接種までのハードルは「飲み薬」

ワクチン接種の際、「クーポン券」「予診表」「本人確認書類」を持参してくださいと指示されていました。
さらに「薬を処方されている方はお薬手帳を持参してください」とあったので、お薬手帳も持っていったのです。

後にも書きますが、この「お薬手帳」が接種できる決め手の一つとなっています。
一ヶ月以内に病院で受診し薬を処方された方は「お薬手帳もしくはそれに代わるもの」を忘れずに接種会場に持っていきましょう。

「15:00~15:30」が予約の時間でした。
予約の25分前に到着しましたが、15:00〜回の入場は始まっていたのですぐ受付へ。

受付をし記入事項チェックも1分かからず終了。
その後看護師による一次問診へ。
ここで少し時間がかかりました。

僕が普段飲んでいる薬は「ベニジピン」という血圧を下げたり心臓の血管を広げる薬と「ロスバスタチン」というコレステロールを下げる薬です。
それと緊急用として「ニトロペン」という血管の緊張を和らげる薬を処方されています。

予診表のチェック項目に「血液をサラサラにする薬を飲んでいる」という項目があるのですが、問診をしている看護師のテーブルには予診表のコピーが貼り付けてありました。
そして、この項目にマーカーが引いてあったので重要チェック項目だったと思います。

ここでは「担当医からワクチン接種の許可が出ていること」を伝え、お薬手帳を見せました
これで問診してくれた看護師のOKが出て、医師による問診にいくことができたのです。

次の医師による問診でも同様のことが起こる可能性があると感じたため、問診が始まったらすぐに出せるようにしておきました。
そして医師は問診票の「血液をサラサラにする薬を飲んでいる」という項目のところをじっと眺めながら現在の症状や経過を質問してきたので、お薬手帳を渡し、質問に回答。
同時に担当医から許可が出ていることも伝えました。
薬の内容をチェックした後、接種OKが出たのです。

ただし、心臓に関わる薬を飲んでいるということで通常15分の待機のところが30分待機になりました。

30分待機中に体調不良などは起きず、何もなかったので最後に予防接種済証を張ってもらい終了。
会場入りして40分ほどで終わりました。

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明朝起きるまでに起きた副反応

先に接種した妻は翌日に副反応が出ておらず2日後に「倦怠感」が出るくらいでした。

しかし、僕は「肩の痛み」「倦怠感」の2つが出ました。
それぞれについてみてみます。

肩の痛みに関して

接種後1時間後くらいから接種した箇所が腫れはじめ、殴られたような鈍い痛みを感じました。
接種した箇所は写真の白いテープが貼ってあるところです。

ただ、接種された瞬間、肩の痛みは出るだろうなと感じていたのは事実です。
接種前に以下の動画を見ていたのですが、まさにその通りとなりました。

動画で詳しく解説しているので詳細は割愛しますが、48歳という年齢と「肩峰下滑液包」の箇所への接種が原因と思います。

痛みが出てからは「氷のう」で肩を冷やしました。
痛み止めも用意していたのですが、個人的にあまり多くの薬を飲みたくないということもあり、「氷のう」で冷やすことを選択しています。

一晩明けても、接種した箇所は腫れていましたが、肩関節が痛いということはありませんでした。
ただ、上腕部が打撲しているような感覚なので肩は回しにくい状況です。

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倦怠感に関して

帰宅後なんとなく疲れた感じになり、イスに座った瞬間にカラダのダルさを感じました。
気にせず家のことをしていましたが、だんだん眠気が襲ってきて30分ほど仮眠。
その後夕食を食べましたが、すぐに眠気が襲ってきて耐えられなくなって21:30ごろには寝ていました。

翌日はいつも通り起きられましたが、軽い頭痛が残りました。
家事は肩が痛かったですがいつも通りできています。

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もし近日中にレースが控えていたら・・・

ランニング マラソン ランナー レース

ここからは僕の個人的な見解です。
人によって違ってくると思うので参考までに読んでいただければと思います。

さて、ワクチン接種前後のトレーニングに関しては以下の動画を参考にしていました。
青山学院大学駅伝部のワクチン接種に関するデータです。

この動画を見て「9月中に接種完了のスケジュールを組む」と決めています。

レース前、一番大事なのは「直前の調整でカラダをベストの状態にする」ことです。
そのため、調整段階で100%の力を出せるようにしておかなくてはなりません。

動画の中では4日以内に全員副反応が収まったとありましたが、練習メニューの負荷を戻すまでに2週間を要しています。

そのため接種後レースまで最低でも2週間くらい間隔がないと厳しいという判断を僕はしています。
そこで8月からの計画は以下のように立てていました。

——————————————————–

~8/29 通常通り

8/30~9/1AM 強度の低いトレーニング

9/1PM ワクチン接種

9/2 休養

9/3~5 強度の低いトレーニング

9/6~9/20 通常練習

9/21 休養

9/22PM 2回目ワクチン

9/23~25 休養

9/26~9/30 強度の低いトレーニング

10/1 通常練習

10/31 レース

——————————————————-

9月は走り込み不足になる可能性が高かったのですが、通常練習できる期間にできるだけ走って体力維持に努め、10月に入ってから急ピッチで仕上げる予定でいました。

実際にワクチンを打って経過を見る限り、僕は副反応が出やすい可能性が高いのでレースまで余裕を持ったスケジュールを組んで正解だったと思っています。

1回目ワクチン接種から一週間後でもそれなりに走れると思いますが、3~4日はカラダに違和感を感じる可能性が高いことを考えると数日でベストの状態まで持っていくのは難しいでしょう。

副反応が出なければ問題ないのですが、出た場合は出た瞬間に精神的に不安になります。
レース直前に不安になるとモチベーションが一度切れてしまうので当日実力を出しきれません。
そうなるとワクチン接種が選手の足を引っ張ってしまう可能性もあります。

秋の大事なレースを控えている方は、無理なスケジュールは組まない方が無難と思います。

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最後に

ワクチン接種後、負荷の高い運動は避けるよう言われました。
世の中では一週間くらいは様子を見るように言われています。

僕の場合、投薬治療もしているのでワクチン接種の期間中はカラダに負荷をかけすぎないようにするのが重要。

運動を開始するのは副反応が完全に収まってから少しづつと言い聞かせることにします。

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